
例年であれば5月の上旬に行われる静岡県中部地区高校陸上競技大会が7月4日に開催された。
父兄を含む観客のスタンドへの立ち入りの禁止、マスクの着用や手指の消毒の徹底、高齢競技スタッフの出動を控えその分を大学生の手で埋めるなど、今までとは違う運営方法を余儀なくされたが、大きな混乱も無く大会を開くことができた。
話を聞いた運営スタッフによると、練習をしっかりできた学校とそうでない学校の差が大きく出ていたり、すでに見切りをつけて退部してしまった3年生が少なからずいるのではないか、ということだった。
今回は無観客での大会となったが、静岡県東部高体連陸上競技部ではYoutubeを使った競技のライブ配信がこれを機に開始され、コロナ禍に置けるスポーツ観戦のあり方が模索され始めている。
7月18(土)、19(日)には静岡県高等学校陸上競技対校選手権大会がエコパで開催される。なおこの大会は2020全国高等学校リモート陸上競技選手権大会に指定されており、さらに白熱した競技が予想される。