第83回東京陸上選手権は23日、駒澤陸上競技場にて雨模様の中初日の競技が行われた。注目が集まったのは男女100m。リオ五輪男子4×100mリレー銀メダルメンバーのケンブリッジ飛鳥(Nike)が10秒29の予選トップタイムをマーク、100mh日本記録保持者の高山峻野(ゼンリン)も明日行われる準決勝に進出した一方、女子では4大会連続オリンピック代表を目指す福島千里が12秒56のタイムで組最下位と予選で敗退する波乱があった。予選トップタイムは昨年の国体100mを制した湯淺佳那子(三重県スポーツ協会)の11秒85。 女子1500mではハーフマラソン日本記録保持者の新谷仁美(積水化学)が4分21秒95で予選をトップで通過し貫禄を見せた。 初日唯一のシニアトラック決勝種目女子3000m障害は、大宅楓(大東建託パートナーズ)が10分51秒53のタイムで優勝。 フィールド種目では男子走り高跳びが行われ、2m15の記録で平塚玄空(日大)が制した。