【陸上】 日本インカレ2日目 結果

第89回日本インカレ2日目は男女100m、4×100mリレーなどの決勝種目が行われた。

東京五輪代表に内定している東洋大勢、池田向希(4年、20㎞競歩)、川野将虎 (4年、50㎞競歩)の直接対決が注目された男子10000m競歩は、この距離得意の池田が38分41秒45で制し、川野は40分35秒20で3着となった。2着には古賀友太(明治大2年)が入り、東洋大のワンツーフィニッシュを阻止した。

女子100mでは、午前中の準決勝で大会新記録となる自己ベストの11秒51をマークし勢いに乗った兒玉芽生(福岡大3年)が、決勝でも11秒65のタイムで2着に入った壹岐あいこ(立命館大2年)らをまったく寄せ付けず、記録を日本歴代3位の11秒35にまで伸ばす圧巻の走りで優勝を飾った。日本の女子選手が11秒3台を記録したのは、2015年の世界陸上北京大会で福島千里(当時北海道ハイテクAC、現SEIKO)が11秒23をマークして以来久々の快挙だ。
男子100mは今期好調の水久保漱至(城西大4年)が10秒14の好タイムで日本インカレ初制覇。2着には10秒20でデーデーブルーノチクワド凌(東海大3年)が入った。

男子の4×100mリレーは早稲田大(三浦励央奈②、佐野陽③、 澤大地②、松本朗③)が39秒46で近畿大(2着、39秒49)日本大(3着、39秒54)との三つ巴の接戦を制し、女子4×100mリレーは、福岡大(城戸優来①、兒玉芽生③、渡邊輝③、加藤汐織 ①)が2走兒玉、3走渡邊らの力走で44秒92のタイムで優勝。2位には45秒97で甲南大、3位に46秒11の筑波大が入った。

混成種目の男子十種競技は川上ヒデル(関西学院大3年)が総合7653点で制し、女子七種競技は大玉華鈴(日本体育大3年)が総合5541点で連覇を達成した。全種目終了後には互いの健闘を称え合う、混成種目お馴染みの光景も見られた。

フィールド種目の女子三段跳びは、髙島真織子(福岡大3年)が最終4回目の試技で12m95と13mに迫る大ジャンプを披露して逆転優勝。医学部5年生、昨年の2位で東京大学の女子部員初の優勝となるかに注目が集まっていた内山咲良は、12m49で5位に終わった。

投擲種目の女子円盤投げは、昨年のドーハ世界選手権に出場した郡菜々佳(九州共立大大学院1年)が50m75で制した。

大会2日目のその他の決勝種目の結果は以下の通り。

女子10000m競歩決勝 林奈海(順天堂大3年) 48分03秒37

男子走り高跳び決勝 蛭子屋雄一(中京大大学院2年) 2m18

女子走り高跳び決勝 浅井さくら(筑波大4年) 1m78

男子砲丸投げ決勝 岩佐隆時(東海大4年)17m52

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