6月30日より中国・成都で行われるワールドユニバーシティーゲームスの代表選考を兼ねた、2022日本学生陸上競技個人選手権大会が4月15日から三日間、神奈川・レモンガススタジアム平塚で開催され、学生選手に加えて、ユニバーシティーゲームズの選考対象となる社会人1年目の選手は順位の付かないオープン参加選手として出場、初日は雨となり肌寒くなるなど三日間通して良好な気候コンディションとは言い難かった中、代表の座を巡る熱い勝負が繰り広げられた。
大会初日トラック種目、男女のスプリントハードル勢が躍動

この大会を迎えるまでの初夏を思わせるような温かさから一転、冷たい雨の降り続いた初日、トラックで存在感を示したのは、男女スプリントハードルの学生選手。
女子100mHでは、今期に入り既に今大会前の週末に行われた四大学対校競技会で自己ベストタイとなる13秒26をマークするなど好調な玉置菜々子(国士館大4年)が大会記録に並ぶ13秒30(+0.5)の好タイムで優勝を飾り、昨シーズン一気にタイムを短縮して学生トップクラスに登り詰めた勢いが本物である事を見せ付けた。
男子110mHでは昨年の東京五輪の参加標準記録を突破し代表争いに加わりながら最終選考会の日本選手権決勝でフライングを侵して失格となる苦渋を味わった、村竹ラシッド(順天堂大3年)がユニバ代表のみならず、オレゴン世界陸上参加標準記録(13秒32)の突破を目指して登場。予選から13秒54(+1.6)の大会タイ記録を軽々とマークした後の準決勝、スタート良く飛び出すと他の選手を全く寄せ付けず真っ先にゴールに駆けこむと、フィニッシュタイマーに13秒30と表示されて場内がどよめいたが、風速が2.2mで、参加標準突破は幻に。決勝では流石にこの日三本目、13.5℃と気温も上がらない雨の中でのレースが続いた事の影響もあったか、優勝はしたもののタイムは伸ばせなかった。しかしながら現時点でも世界陸上の参加標準記録を突破できるだけの準備がしっかりと整っている事を窺わせた。

男子1500mは、昨年夏のホクレンDC千歳大会で佐藤清治(当時佐久長聖高校)が長らく保持していたU20日本記録を22年振りに更新し、この春に鳴り物入りで駒澤大学に入学した佐藤圭汰が出場を回避した中、決勝では出場選手中最も持ちタイムの良い飯澤千翔(東海大4年)が序盤周回から先頭を引っ張るなど終始主導権を握りながら、ラスト1周のスパート勝負でも2位以下の選手に更にリードを拡げる強さを見せつけて3分44秒54の大会新記録で完勝。2位に入った溝口仁(東海大3年)も3分46秒49のタイムは従来の大会記録を上回り、ワンツーフィニッシュを飾った東海大中距離陣の勝負強さも際立った。
既に世界陸上10000mの参加標準記録を突破し、今大会では5000mにもエントリーが有りその動向に注目が集まっていた小林成美(名城大4年)は女子10000mへの出場を選択。
大激戦となった2月末の日本クロスカントリー選手権を逆転で制した疲労が抜け切らなかったのかその走りは本来の精彩を欠き、仕掛けを見せはするものの、自力の違いが明らかな他の選手達との集団からなかなか抜け出せない苦しい展開。得意のラストスパートでも引き離す事ができなかったが何とか2位以下を振り切り、33分21秒48で1着となり、ゴール後には涙を浮かべた。
男子10000mは終始積極的なレース運びを見せた葛西潤(創価大4年)が28分30秒65で制し、2着にも嶋津雄大(創価大4年)が入る創価大のワンツーフィニッシュとなった。
大会初日、フィールド種目

フィールドの決勝種目では、男子走幅跳で8m14の自己記録を持ち、今期から神崎郡陸協所属で活動している立命館大出身のオープン参加選手吉田弘道が出場選手中トップとなる7m85(+0.6)をマーク、最終6回目の跳躍で7m74(+0.7)を跳んだ葛西伊吹(鹿屋体育大3年)が学生個人選手権を制した。女子走幅跳は6度の跳躍全てで6mオーバーの安定感を見せた高良彩花(筑波大4年)が6m20で(-0.1)制した。2度の日本選手権優勝を誇る高良だが、意外な事に学生個人選手権は初優勝。
投擲種目ではU20日本記録保持者で弘前実業から九州共立大に進んだ女子ハンマー投げの村上来花に注目が集まったが、雨模様のコンディションもあってか記録は48m89に留まり、4投目以降に残る事が出来なかった。大会ごとの結果にややバラつきが見られる辺りが村上の課題だろうか。6投目に59m96を記録した勝冶玲海(九州共立大3年)がこの種目を制した。
男子ハンマー投では1位の中村達斗(九州共立大大学院2年)が70m85、2位の福田翔大(日本大4年)が70m56と従来の大会記録を更新する投擲を見せた。
60mオーバーの応酬も期待された女子やり投げも寒さの影響からかやりが伸びず、全体トップの記録はオープン参加選手で大阪体育大卒の武本紗栄(佐賀県スポーツ協会)が投じた58m02。武山に続く57m75を記録した山元祐季(九州共立大4年) が優勝となり、現在WAランキング日本人選手最上位で最も世界陸上代表に近い位置に付けている福岡大卒の上田百寧(ゼンリン)は57m73に留まった。
二日目トラック種目、女子100mで青山華依、男子800mで山﨑優希が大会新!

大会二日目、初日に各選手を悩ませた冷たい雨は上がったが、競技開始時13℃、最高でも17.5℃と気温が上がらないなか競技が行われた。大会の華とも言える注目の男女の100m、男子は準決勝で昨年のシレジア世界リレー選手権4×100mリレー代表、城西大出身のオープン参加選手、鈴木涼太(スズキ)がこの日最高の公認タイムとなる10秒26(+0.7)をマーク。
決勝では鈴木と同じくシレジア世界リレー選手権4×100mリレー代表で、東京農大二高の3年生だった昨年の日本選手権で7位に入り、東京五輪のリレーチームにも補員として帯同した柳田大輝(東洋大1年)が10秒30(+1.6)で激戦を制し、勝負強さを見せた。
女子は準決勝で11秒47(+2.0)の大会新記録をマークした東京五輪4×100mリレー代表の青山華依(甲南大2年)が、決勝も11秒50(+1.0)で2019年横浜世界リレー選手権4×200mリレー代表の青野朱李(山梨学院大4年)や東京五輪4×100mリレー代表の兒玉芽生(ミズノ)らを全く寄せ付けない圧勝で昨シーズンから一回り成長した姿を披露した。

準決勝が無く、決勝進出条件が各組1着と2位以下のタイム上位4名までと厳しくなった事も有り、熱い火花が散ったのは男子800m予選1組。1分45秒85の日本歴代3位のPBを持ち、今シーズンも3月にオーストラリアのシドニーで行われた大会で1分47秒29をマークしている金子魅玖人(中央大3年)に、昨年の中四国インカレで1分48秒69をマークするなど記録を伸ばしている山﨑優希(広島経済大4年)が果敢に食らい付き、一端は抜け出したかに見えた金子を猛烈なラストスプリントで山﨑が捉え、1分48秒77の大会新記録で1着、金子も従来の大会記録を上回る1分49秒03で2着に入り、翌日の決勝での更なる記録更新に期待を抱かせた。
二日目フィールド種目、砲丸投のアツオビンジェイソンが驚異的大会新!

フィールド種目、女子走り高跳は日本大から今春メイスンワークに進んだオープン参加選手の高橋渚が1m80をクリアして全体トップ、学生選手権は3人によるジャンプオフとなる激闘の末、1m73をクリアした細田弥々(日本体育大3年)が優勝を果たし、女子三段跳では福岡大卒の高嶋真緒子(九電工)が4.1mの追い風に乗り13m52をマークして全体トップ、学生選手権は高良彩花が13m19(+2.1)で制し初日に行われた走幅跳に続く二冠目を手にした。
この日最も話題を攫ったのは男子砲丸投のダイヤモンドアスリート、アツオビンジェイソン(福岡大2年)だ。
大阪桐蔭高校時代に6.0㎏のジュニア規格で19m28のU20日本記録を樹立、福岡大に進んだ昨年の一般規格7.6㎏でもU20日本記録となる17m65をマーク、今期に入り3月の福岡大記録会で18m22まで記録を伸ばしていた。今大会でも2投目に18m10を投じて大会新記録を打ち立てると、最終投擲では大会記録とU20日本記録を18m42と更に更新。
今シーズンの記録の伸びからすれば、日本人選手初の19m越えも夢では無い。記録面ではまだまだ世界との差が開いている種目だが、豊かな可能性を感じさせる頼もしい選手に成長している。
最終日トラック種目、注目の不破聖衣来は
大会最終日の女子5000mでは、10000mで日本歴代2位の30分45秒21のベスト記録を持ち、各駅伝でも活躍「陸上界のフワちゃん」としてメディアに取り上げられることも増えて来た不破聖衣来(拓殖大2年)にやや過熱気味とも言える注目が集まっていたが、これまでの不破のレースからは考えられないような光景を見る事となった。
号砲が鳴ると不破はスローペースの集団の最後方に位置を取り、集団のペースが上がるとこれに付いていく事もなく、単独走で練習のようなゆったり目のペースを刻み続け、当然優勝争いに加わる事はなく、周回遅れになりながら17分30秒45と時間を掛けてゴールした。

このゴールシーンを見て、5月7日に控える世界陸上最終選考会である日本陸上選手権・10000mに照準を絞った調整の一環としての出場だったのかと考えたが、それにしてはペースが遅く、またレース後半をしっかり上げるだとか、ラスト1周は全力で、といった課題に取り組んでいる様子も窺えなかったため、このレースに臨んだ目的が何処にあったのか疑問だけが浮かんできたのだが、レースを終えてしばらく経った後、不破を指導する五十嵐利治監督から、1月の全国女子駅伝出場後に右脚アキレス腱周囲炎を発症し、練習復帰が大会の1週間前だった事が明かされた。
10000mで優勝しながら本調子の走りではなかった小林共々、世界陸上代表を争う力のある学生選手二人が最終選考会の日本選手権・10000mを目前に控えながら不安を残す結果となったが、この絶体絶命の状況からの起死回生の巻き返しがあるのかに、今後の注目が移りそうだ。
レースは山本有真(名城大4年)が15分49秒19で制し、全国高校駅伝、全国女子駅伝と都大路でその名を轟かし、この春仙台育英高から名城大に進んだ注目の1年生米澤奈々香は3着だった。
一方で順調な調整振りを見せたのは、2019年ドーハ世界陸上女子3000m障害代表で、東京五輪を巡っては、直前までWAランキングの出場圏内に有りながら、最終発表で圏外に弾き出されてしまった吉村玲美(大東文化大4年)。レース序盤は谷本七星(名城大)との並走となったが2000m手前で突き放すと、その後も力強い走りで差を拡げ9分53秒64の大会新記録で優勝を飾った。代表に内定したユニバーシティゲームズでは金メダルを目指す。

男子の3000m障害は、東京五輪で7位入賞を果たした三浦龍司(順天堂大3年)こそ世界陸上出場を視野に入れ、ここにはエントリーしなかったが、8分40秒57の大会新で優勝した菖蒲敦司(早稲田大3年)以下5位までが従来の大会記録を更新し、この種目の選手たちの充実ぶりと、学生レベルでも競技力が向上している事を改めて感じさせた。
大会二日目の予選で山﨑、金子の激しい鍔迫り合いが繰り広げられた男子800m決勝は、出場8選手が出方を探り合う勝負重視の展開となったが、1周目にポツンと最高峰から様子を窺っていた松本純弥(法政大4年)が2周目バックストレートからスパートを仕掛け、最後の直線では懸命に追い縋った金子ら4人とのスプリント勝負を制し1分49秒95で1着となった。2着には金子が入り、前日に大会記録を樹立した山﨑は7着だった。

最終日、フィールド種目
フィールドで行われた投擲種目、女子円盤投では昨年10月に56m58を記録してすでにユニバーシティゲームズ参加標準記録を突破している斎藤真希(東京女子体育大4年)が53m96で優勝を果たし、男子円盤投はオープン参加選手でユニバーシティゲームズ参加標準記録を突破している四国大ACの幸長慎一の55m27が全体トップ、学生個人選手権の優勝は53m31を投じた飛川龍雅(東海大大学院1年)。
ユニバーシティゲームズ代表を意識した勝負に見応えの有った三日間
大会三日間を通してそれほど気温が上がらず絶好のコンディションとは言い難く、実力を発揮しきれない選手も多かった中で、大会新記録を出した男子砲丸投のアツオビン、男子110mHの村竹、女子100mの青山からは、シーズンの早い時期ながらこの大会へ向けてしっかりと準備をしてきた事が窺え、高い評価が与えられるだろう。
また優勝を強く意識してしっかりと勝ち切ることに拘ったレースを見せた、男子100mの柳田、800mの松本、1500mの飯澤の勝負強さも光った。2022年の日本学生個人選手権は、記録以上に勝負そのもに見応えの有った大会となった。
文/芝 笑翔 (Emito SHIBA)
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今大会の各種目の決勝結果(8位まで)は以下の通り
大会初日
トラック種目
男子10000m競歩 決勝(速報)
①立岩和大(順天堂大M①)40:19.71
②向井大賀(九州共立大③)40:49.73
③吉川絢斗(東京学芸大③)40:54.36
④鈴木英司(東海大④)40:56.74
⑤清水海地(明治大③)41:18.67
⑥三好世真(同志社大④) 41:20.66
⑦藤木淳史(関西学院大④)41:35.61
⑧小林貫太(愛知教育大④)41:53.29

女子1500m 決勝
①シェイラ・C(明治国際医療大)4:21.75
②樫原沙紀(筑波大③)4:22.56
③道下美槻(立教大③)4:23.37
④山本有真(名城大④)4:24.79
⑤米澤奈々香(名城大①)4:25.70
⑥柳樂あずみ(名城大①)4:25.80
⑦尾方唯莉(日本体育大②)4:27.29
⑧南 日向(中央大①)4:34.12

男子1500m 決勝
①飯澤千翔(東海大④)3:44.54※大会新
②溝口 仁(東海大③)3:46.49※大会新
③高橋佑輔(北海道大M①)3:46.78
④及川瑠音(東洋大④)3:47.07
⑤近藤 亨(明治大④)3:47.58
⑥高村比呂飛(日本体育大②)3:47.82
⑦山田俊輝(中央大③)3:48.25
⑧片山直人(環太平洋大④)3:48.39
女子100mH 決勝(+0.5)
①玉置菜々子(国士舘大④)13.30※大会タイ
②田中きよの(駿河台大③)13.41
③手塚麻衣 (富山大③)13.68
④岩佐茉結子(東京学芸大②)13.74
⑤伊藤彩香(福岡大②)13.78
⑥梶木菜々香(中央大④)14.00
⑦安藤愛未(至学館大③)14.24
※芝田愛花 (環太平洋大④)DNS
男子110mH 決勝(+2.6)
①村竹ラシッド(順天堂大③)13.43
②横地大雅(法政大④)13.62
OPEN 樋口陸人(スズキ)13.68
OPEN 徳岡 凌(籠谷)13.75
④藤原孝輝(東洋大②)14.01
⑤久保田太一(筑波大④)14.09
⑥宮﨑 匠(中央大③)14.11
⑦井上大海(国際武道大)14.48
女子10000m決勝
①小林成美(名城大④)33:21.48
②北川星瑠(大阪芸術大③)33:22.29
③永長里緒(大阪学院大②)33:22.40
④小松優衣(松山大④)33:22.42
⑤山賀瑞穂(大東文化大④)33:26.02
⑥黒田 澪(日本体育大④)33:27.15
⑦飛田凜香(立命館大④)33:30.10
⑧増渕祐香(名城大③)33:33.91
男子10000m決勝
①葛西 潤(創価大④)28:30.65
②嶋津雄大(創価大④)28:38.27
③篠原倖太朗(駒澤大②)28:43.03
④小澤大輝(明治大④)28:50.28
⑤野村優作(順天堂大④)28:51.50
⑥中山雄太(日本薬科大④)28:51.94
⑦藤木宏太(旭化成)28:53.01
⑧吉居駿恭(中央大①)28:56.95
フィールド種目

女子棒高跳決勝
①田中伶奈(香川大④)4m00
②古林愛理(園田学園女子大②)3m90
③大坂谷明里(園田学園女子大②)3m90
OPEN 前川 淳(東金沢整形外科)3m90
④杉本 彩(常葉大②)3m70
④荻野未悠(至学館大①)3m70
⑥橘 泉朱(香川大④)3m70
⑦佐々木琳音(日本体育大①)3m60
⑦塩崎 泉(筑波大④)3m60
※同記録の順位は無効試技の差による
男子走幅跳決勝
①吉田弘道(神崎郡陸協)7m85(+0.6)
②葛西伊吹(鹿屋体育大③)7m74(+0.7)
③伊藤 陸 (近畿大工業高専S2)7m68(-0.1)
④安立雄斗(福岡大④)7m66(+3.1) ※セカンドベスト7m60
⑤鳥海勇斗(日本大③)7m66(+0.8) ※セカンドベスト6m97
⑥松下凌晟(岐阜協立大②)7m61(+1.4)
⑦山浦渓斗(国際武道大④)7m52(+1.7)
⑧舞永夏稀(日本大①)7m39(+4.7)
女子走幅跳決勝
①高良彩花(筑波大④)6m20(-0.1)
②木村美海(四国大④)6m14(-0.1)
③下田有希(日本体育大③)5m95(+3.2)
④小玉葵水(東海大北海道④)5m91(+0.7)
⑤吉田花鈴(日本体育大①)5m86(+2.8)
⑥吉岡里紗(中央大③)5m84(+0.9)
⑦中尾優花(福岡大①)5m69(-0.5)
⑧有本吏里(びわこ成蹊スポーツ大③)5m68(+1.5)
女子ハンマー投決勝
①勝治玲海(九州共立大③)59m96
②奥村梨里佳(九州共立大③)59m29
③エパサカ テレサ(新潟医療福祉大④)57m78
④高橋沙湖(佐賀県スポーツ協会)56m92
⑤鹿毛邑嬉乃(福岡大②)54m79
⑥杉山文美(岐阜協立大③)54m75
⑦小坂真未(福岡大④)54m50
⑧中務真衣(東海大④)54m33
男子ハンマー投決勝
①中川達斗(九州共立大M2) 70m85※大会新
②福田翔大(日本大④)70m56※大会新
③小田航平(九州共立大M1)64m42
④久門大起(日本大④)64m31
⑤佐々木秀斗(岐阜協立大④)63m91
⑥山川滉心(中京大③)63m64
⑦石坂奨真(順天堂大③)63m46
⑧吉田明大(大阪体育大M1)62m18
女子やり投決勝
OPEN 武本紗栄(佐賀スポーツ協会)58m02
①山元祐季(九州共立大④)57m75
OPEN 上田百寧(ゼンリン)57m73
OPEN 長 麻尋(国士舘クラブ)56m38
②中村結香(九州共立大④)54m34
③辻 萌々子(九州共立大①)54m21
④河田菜緒(福岡大④)51m07
⑤寺田奈津美(九州共立大②)50m88
⑥村上碧海(日本体育大①)50m23
⑦森 彩乃(九州共立大) 50m09
⑧西川明花(立命館大④)49m89
大会二日目
トラック種目
女子400m決勝
①森山静穂(福岡大③)55.77
②松尾季奈(立命館大④)55.94
③松岡萌絵(中央大②)56.03
④大西愛永(東大阪大④)56.99
⑤山本早留香(武庫川女子大③)57.21
⑥森 樺音(筑波大①)57.28
⑦金子ひとみ (青山学院大③)57.31
⑧二宮綾音(青山学院大①)57.73
男子400m決勝
①岩崎立来(大阪体育大④)46.47
②木下祐一(法政大②)46.84
③友田真隆(東京理科大②)47.18
④中島佑気ジョセフ(東洋大③)47.20
⑤メルドラムアラン(東京農業大③)47.27
⑥荘司晃佑(日本大④)47.55
⑦新上健太(早稲田大③)47.66
⑧野瀬大輝(立命館大④)47.68

女子10000m競歩決勝
①小出佳奈(順天堂大②)47:31.05
②下岡仁美(同志社大③)47:40.14
③杉林 歩(大阪大③)48:42.31
④金子 櫻(鹿児島国際大③)49:48.13
⑤柴田 葵(至学館大④)50:07.25
⑥片寄 碧(順天堂大③)50:14.01
⑦上森佳代(中京大④)50:20.89
⑧森田真緒(京都教育大④)50:32.34
女子100mB決勝(+0.4)
①三村香菜実(青山学院大③)11.73
②久保田真子(中央大①)11.79
③城戸優来(福岡大③)11.85
④宮武アビーダラリー(日本体育大③)11.94
⑤加藤汐織(福岡大③)11.98
⑥鈴木一葉(上智大②)12.01
DNS三浦愛華(園田学園女子大③)、景山咲穗(筑波大③)
女子100m決勝(+1.0)
①青山華依(甲南大②)11.50
②青野朱李(山梨学院大④)11.66
OPEN 兒玉芽生(ミズノ)11.73
③壹岐あいこ(立命館大④)11.74
④三浦由奈(筑波大③)11.75[11.747]
⑤石川 優 (青山学院大②)11.75[11.749]
OPEN 齋藤愛美(大阪成蹊AC)11.78
⑥石堂陽奈(環太平洋大②)11.81
男子100mB決勝(+1.4)
①中村彰太(東洋大③)10.52[10.513]
②高橋悠斗 (順天堂大①)10.52[10.519]
③河田航典(立教大②)10.53[10.523]
④遠藤耕介 (立命館大③)10.53[10.529]
OPEN 本多諒平(ACCEL)10.56
⑤塚口哲平(日本大③)10.60
OPEN 佐々木啓輔(Steam)10.80
DNS 橋本真志(東京都立大M②)

男子100m決勝(+1.6)
①栁田大輝(東洋大①)10.30
OPEN 鈴木涼太(スズキ)10.33
②稲毛 碧 (早稲田大③)10.37
③林 拓優(日本体育大M①)10.38
④梶川颯太(立命館大M①)10.39[10.386]
⑤和田 遼(東洋大④)10.39[10.387]
⑥平野翔大(大東文化大④)10.42
⑦藤原寛人(中央大②)10.44
男子走高跳決勝
OPEN 渡辺 尚(メイスンワーク)2m16
①藤井稜真(筑波大④)2m13
OPEN 平塚玄空(SMARTS AC)2m13
②坂井宏和(東海大③)2m10
③土井颯馬(東京学芸大④)2m05
③宮田 風(日本大③)2m05
③桃田三四朗(福岡大①)2m05
⑥柴田涼太郎(筑波大④)2m05
⑦本田基偉(岐阜大③)2m05
OPEN 久保木春佑(鹿児島陸協)2m05

女子三段跳決勝
OPEN 髙島真織子(九電工)13m52(+4.1)
①高良彩花(筑波大④)13m19(+2.1)
②船田茜理(武庫川女子大④)13m03(+1.0)
③宮口愛子(日本体育大④)12m98(+3.5)
④齋藤 遥(武庫川女子大M1)12m64(+1.9)
⑤北田莉亜(関西学院大③)12m48(+1.9)
⑥宮本佳苗(日本体育大M1)12m41(+2.2)
⑦岸野美雨(武庫川女子大④) 12m40(+2.6)
⑧宮繁愛葉(武庫川女子大①)12m35(+1.5)
女子走高跳決勝
OPEN 高橋 渚(メイスンワーク)1m80
①細田弥々(日本体育大②)1m73
②梅原遥奈(日本大④)1m70
②八重樫澄佳(筑波大②)1m70
④岸本志恵(日本体育大③)1m70
OPEN 武山玲奈(エディオン)1m70
※1m65の5位に7名
※同記録の順位は無効試技の差による
女子砲丸投決勝
①大野史佳(埼玉大④)15m02
②久保田亜由(九州共立大③)14m85
③大谷夏稀(福岡大④)14m70
④岩本真波(大阪体育大③)14m40
⑤日夏涼香(福岡大②)14m38
⑥菊池聖奈(日本大③)14m35
⑦安達芽衣(日本体育大④)13m97
⑧谷口梨瑠(日本体育大②)13m62
男子やり投決勝
①吉野壱圭(九州共立大②)74m09
②山田隼人(九州共立大②)73m26
③鈴木 凜(九州共立大②)72m39
④④巖 優作(筑波大②)71m89
⑤堤 洸太郎(筑波大③)71m64
⑥水谷勇斗(環太平洋大④)70m39
⑦南 辰貴(九州共立大④)69m81
⑧比嘉 遥(九州共立大M2)69m35
男子砲丸投決勝
①アツオビン・ジェイソン(福岡大②)18m42※大会新
②夏井勇輝(東海大④)17m03
③池田大晟(鹿屋体育大③)16m60
④奥村仁志 (国士舘大④)16m48
⑤佐野拓人(流通経済大M2)16m10
⑥稻福 颯(中京大④)15m78
⑦大地智也 (環太平洋大③)15m43
⑧甲斐雄也 (東海大③)15m32
混成種目
女子七種競技
OPEN 大玉華鈴(日体大SMG横浜)5547
①田中友梨(至学館大③)5177
OPEN 中村雪乃(東女体大AC)4892
②水谷佳歩(中京大④)4688
※出場4名
男子十種競技
OPEN 田上 駿(陸上競技物語)7371
①森口諒也(東海大M②)7286
②北川嵩人(国士舘大④)6986
③山下朋紀(日本大④)6877
OPEN 原口 凜(MINT TOKYO)6697
④高須賀蓮(同志社大④)6670
⑤川元莉々輝(立命館大③)6527
⑥森 章吾(九州共立大④)5703
※出場9名、1名がDNF

最終日
トラック種目
男子 3000mSC決勝
①菖蒲敦司(早稲田大③)8:40.57※大会新
②服部壮馬(順天堂大②)8:45.84※大会新
③山口翔平(帝京大①)8:48.11※大会新
④大沼良太郎(城西大①)8:49.50※大会新
⑤内田賢利 (立教大③)8:49.89※大会新
⑥花谷そら(福岡大③)8:54.73
⑦小原 響(青山学院大③)8:56.24
⑧九嶋大雅(日本体育大④)8:56.30
女子 3000m障害決勝
①吉村玲美(大東文化大④)9:53.64※大会新
②谷本七星(名城大②)10:07.19
③笠原奈月(福岡大③)10:30.88
④日吉鈴菜(大阪芸術大④)10:35.49
⑤本庄悠紀奈(筑波大④)10:48.05
⑥札場美桜 (関西外国語大①)11:27.40
OPEN 西山未奈美(三井住友海上)10:01.67※2位相当
※出場7名
女子800m決勝
OPEN 塩見綾乃(岩谷産業)2:10.30
①山口 光(順天堂大④)2:10.36
②原あかり(福岡大③)2:10.72
③武藤桃花(立教大④)2:11.12
OPEN 川田朱夏(ニコニコのり)2:11.49
④長谷川麻央 (京都教育大①)2:11.56
⑤青山理奈(青山学院大①)2:12.37
⑥細井衿菜(慶應義塾大④)2:12.56
男子800m決勝
①松本純弥(法政大④)1:49.95
②金子魅玖人(中央大③)1:50.08
③松本 駿(関西大④)1:50.11
④石元潤樹(日本大②)1:50.14
⑤薄田健太郎(筑波大M②)1:50.20
⑥高橋 創(東京大③)1:50.98
⑦山﨑優希(広島経済大④)1:51.07
⑧土屋勇貴(順天堂大③)1:51.91

女子400mH 決勝
①青木穂花(青山学院大③)58.23
②山本亜美(立命館大②)58.44
③工藤芽衣(立命館大②)58.59
④有賀知春(青山学院大③)59.50
⑤タネル舞璃乃(東京学芸大①)1:00.08
⑥大野瑞奈(山梨学院大②)1:00.18
⑦森優依花 (九州共立大②)1:01.30
⑧吉田佳純 (駿河台大M2)1:02.11
男子400mH 決勝
①黒川和樹(法政大③)49.40※大会新
OPEN 山本竜大(SEKI A.C)50.35
②小野寺将太(順天堂大M1)50.40
③出口晴翔(順天堂大③)50.56
④岡村州紘(日本大④)51.45
⑤山科真之介(神戸大③)51.63[51.622]
⑥黒田佳祐(日本大D1)51.63[51.626]
⑦大舘侑弥(広島大④)51.97
女子5000m 決勝
①山本有真(名城大④)15:49.19
②山崎りさ(日本体育大②)15:51.10
③米澤奈々香(名城大①)15:51.62
④村松 灯(立命館大②)15:57.89
⑤尾方唯莉(日本体育大②)16:01.33
⑥小松優衣(松山大④)16:03.17
⑦北川星瑠(大阪芸術大③)16:08.55
⑧嶋田桃子(日本体育大②)16:11.38
※⑫不破聖衣来(拓殖大②)17:30.45

男子5000m 決勝
①篠原倖太朗(駒澤大②)13:47.90
②中野翔太(中央大③)13:48.36
③鶴川正也(青山学院大②)13:48.66
④山内健登(青山学院大③)13:58.79
⑤藤本珠輝(日本体育大④)13:59.58
⑥若林宏樹(青山学院大②)14:03.14
⑦石井一希(順天堂大③)14:11.39
※出場7名
女子200mB決勝(+1.2)
①加藤汐織(福岡大③)24.62
②倉橋美穂(青山学院大①)24.69
③昌 琴音(園田学園女子大②)24.75
④井上晴稀(関西大②)24.82
⑤奥野由萌(甲南大①)25.01
⑥佐久田侑咲(東女体大AC)25.23
DNS石堂陽奈(環太平洋大②)、佐藤美里(中央大①)

女子200m決勝(+0.3)
①青野朱李(山梨学院大④)23.86
OPEN 齋藤愛美(大阪成蹊AC)24.08
②壹岐あいこ(立命館大④)24.26
OPEN 兒玉芽生(ミズノ)24.46
③井戸アビゲイル風果(甲南大③)24.51
④景山咲穗(筑波大③)24.66[24.652]
⑤鷺麻耶子(早稲田大②)24.66[24.659]
⑥城戸優来(福岡大③)24.83
男子200m決勝(+1.0)
OPEN 上山紘輝(住友電工)20.80
①三浦励央奈(早稲田大④)20.85
②木村 稜(明治大③)20.86[20.851]
OPEN 植本尚輝(IxZOQ)20.86[20.857]
③西 裕大(早稲田大③)21.11
④舘野崚輝 (東洋大①)21.20
⑤髙木 恒 (近畿大④)21.23
⑥井澤竜二(日本体育大③)21.28
フィールド種目
男子円盤投決勝
OPEN 幸長慎一(四国大学AC)55m27
①飛川龍雅(東海大M①)53m31
②山下航生(九州共立大④)50m93
③中町真澄(新潟医療福祉大③)49m54
④鴨澤青海(東海大③)49m19
⑤濱口泰河(日本体育大②)48m59
⑥久保田健斗 (日本体育大④)48m00
⑦山本真也(国士舘大④)47m13
⑧三田穂貴(四国大④)46m99
男子棒高跳 決勝
①柄澤智哉(日本体育大②)5m30
OPEN尾崎駿翔(ROOTS TOKYO)5m30
②油屋圭吾(順天堂大M①)5m20
③石丸颯太(順天堂大(M②)5m20
③内山朋也(筑波大M②)5m20
⑤大﨑洋介(日本体育大④)5m10
⑥三戸田湧司(関西学院大)5m10
⑦中野隼斗(順天堂大③)5m10
⑧水谷 翼(福岡大②)5m10
※同記録の順位は無効試技の差による

男子三段跳決勝
①安立雄斗(福岡大④)15m68(0.0)※2nd15m62(+1.1)
②外村直之(東京学芸大④)15m68(+0.8)※2nd15m21(+0.9)
③水野皓太(鹿屋体育大③)15m65(+1.4)
④外所晴貴(順天堂大④)15m45(+1.8)
⑤廣田麟太郎(日本大②)15m43(+0.4)
⑥北川 凱(東海大①)15m39(+0.7)
⑦松田 基(筑波大④)15m13(+1.1)
⑧松下悠太郎(福岡大④)15m07(+2.0)
女子円盤投決勝
①齋藤真希(東京女子体育大④)53m96
OPEN 郡菜々佳(新潟アルビレックス)52m22
②大迫晴香(国士舘大④)49m68
OPEN 半田水晶(染めQテクノロジィ)48m92
③荒野幸帆(日本体育大M①)48m56
④城間歩和(九州共立大④)47m96
⑤岡本光生(東京女子体育大④)45m49
⑥篠塚美咲(日本体育大②)45m43
⑦安達芽衣(日本体育大④)43m76
⑧笹原夕莉奈(日本体育大③)43m68
大会後に日本学生陸上競技連合から発表された、FISUワールドユニバーシティーゲームズの代表内定選手は次の通り
<男子>
100m 鈴木涼太(スズキ/城西大卒)
100m 稲毛 碧(早稲田大)
200m 上山紘輝(住友電工/近大卒)
200m 三浦励央奈(早稲田大)
400m 岩崎立来(大阪体育大)
800m 松本純弥(法政大)
1500m 飯澤千翔(東海大)
10000m 葛西 潤(創価大)
10000m 嶋津雄大(創価大)
ハーフマラソン 平林清澄(國學院大)
ハーフマラソン 中西大翔(國學院大)
ハーフマラソン 松山和希(東洋大)
20km競歩 古賀友太(大塚製薬/明治大卒)
20km競歩 住所大翔(順天堂大)※辞退
20km競歩 石田 昴(自衛隊体育学校/立命大卒)
110mH 村竹ラシッド(順天堂大)※辞退
110mH 横地大雅(法大)
400mH 黒川和樹(法大)※辞退
400mH 山本竜大(SEKI A.C./日本大大学院修了)
走幅跳 吉田弘道(神崎郡陸協/立命大卒)
走幅跳 伊藤 陸(近大工専)
棒高跳 柄澤智哉(日体大)
棒高跳 尾﨑駿翔(ROOTSTOKYO/日体大卒)
十種競技 田上 駿(陸上競技物語/順天堂大大学院修了)
<女子>
100m 青山華依(甲南大)
100m 兒玉芽生(ミズノ/福岡大卒)
200m 青野朱李(山梨学院大)
200m 齋藤愛美(大阪成蹊AC/大阪成蹊大卒)
5000m 山本有真(名城大)
5000m 山﨑りさ(日本体育大)
10000m 小林成美(名城大)
10000m 小松優衣(松山大)
ハーフマラソン 北川星瑠(大阪芸術大)
ハーフマラソン 永長里緒(大阪学院大)
ハーフマラソン 山賀瑞穂(大東文化大)
100mH 玉置菜々子(国士館大)
3000mSC 吉村玲美(大東文化大)
円盤投 齋藤真希(東京女子体育大)
やり投 武本紗栄(佐賀県スポーツ協会/大体大卒)
やり投 山元祐季(九州共立大)
七種競技 大玉華鈴(日体大SMG横浜/日本体育大卒)
※追加選考選手
男子800m 金子魅玖人(中央大)
男子20km競歩 萬壽春輝(順天堂大)
男子円盤投 幸長慎一(四国大AC)