第92回日本学生陸上競技対校選手権大会が9月14日から17日の四日間の日程で埼玉・熊谷市のスポーツ文化公園陸上競技場で行われた。開催地の熊谷は連日30℃を超え、最高気温は35℃に迫ろうかという厳しい残暑が続き、グランドレベルの体感はおそらく体温を超えるような過酷な暑熱の下での競技となったなか、学生全国大会デビューを飾る選手や学生生活の総決算となる選手、またアジア選手権、ワールドユニバーシティーゲームズ、世界陸上といった国際大会の代表として活躍した選手から、この夏各地区大会などで一躍成長を遂げた選手まで、さまざまな選手たちが、それぞれの目標を目指し、母校で練習に励んだ仲間とともに闘う精一杯の姿を見せた。
大会初日、男女10000m決勝
大会初日の決勝種目は男女の10000m。
女子のレースは日が傾き、夕闇迫る18:00スタートにも拘らず気温は32℃と下がらず、途中棄権をする有力選手や、ゴール後に精魂尽き果てて倒れこむ選手が続出する過酷なコンディションとなったが帝京長岡高校卒のケニア人留学生、S・ワンジル(大東文化大)が1000m過ぎからの一人旅で日本人選手を寄せ付けず、33分18秒93で優勝、日本人選手のトップ争いは、宮原なな佳(福岡大)がワールドユニバーシティゲームズハーフマラソン金メダリストの北川星瑠との激しい競り合いを制し、34分01秒46で2位となった。
北川はラスト1周で一度は突き放されたが、ゴール前では激しく宮原を追い込んでの3位だった。
男子の10000mは1年生ながら日本学生記録の27分06秒88をマークし、最強留学生との評判が高いR・エティーリ(東京国際大)が健闘をみせる、同じく新留学生のS・キプケメイ(日本大)を8000m過ぎに突き放し、暑さを考えれば破格といって良い28分15秒75で優勝。
キプケメイも大きくは離されずに28分17秒38で2着に入った。
日本人選手のトップは29分31秒20で8位に入った伊地知賢造(國學院大)。こちらもタイム的には暑さを考えれば決して良くなかった訳ではないが、有力選手の多くが出雲駅伝を控えて自重した面は有ったにせよ、日本人選手だけの争いに終始し、留学生選手達と全く別のレースになってしまったのは残念だった。
大会二日目、男子砲丸投でアツオビンが大会新、女子100mは甲南大勢が表彰台独占、男子100mは柳田が制す

男女100m決勝が組まれた二日目、まず男子砲丸投のアツオビンジェイソン(福岡大)。
二回目の投擲で大会新記録となる18m18で優勝を果たし存在感を見せた。
今年はシーズン早々の3月に18m19をマークする好発進をみせながら、その後は故障もあってワールドユニバーシティーゲームズなどの国際大会代表争いに絡めていなかったが、しっかりと立て直し復調をアピール、日本人選手初の19mへの期待も再び膨らんできそうだ。

女子100m決勝はアジア選手権の4×100mリレーで第一走者を務めた藏重みうが11秒76で優勝、2位には7月の田島記念を11秒55の自己記録をマークし日本グランプリシリーズ初制覇を果たした岡根和奏、3位にもこの日午前中に行われた準決勝を自己記録となる11秒58でトップタイム通過していた奥野由萌が入り甲南大学勢が表彰台を独占。
ワールドユニバーシティゲームズの同種目代表の三浦由奈(筑波大)は4位、200m代表で今季学生トップタイムの11秒53をマークしていた三浦愛華(園田学園女子大)は6位、もう一人のワールドユニバーシティゲームズ100m代表の石川優(青山学院大)は準決勝2組4着で決勝進出を逃した。

続けて行われた男子100m決勝はアジアチャンピオンで世界選手権では準決勝進出を果たした柳田大輝が10秒18で貫録の勝利も、過密日程の中での今大会出場の目的としていたパリ五輪参加標準記録の10秒00の突破はならず、悔しさを滲ませた。
しかしながら、国際大会連戦の疲労もあると思われる100%とは言い切れないフィジカルコンディションにも拘らず、予選から動きは良く、準決勝ではゴール前でスピードを緩めながら10秒14と会場にどよめきが起こる走りを披露しており、個人種目では今季これが最終戦とのことだが、冬季練習を経ての更なる進化が楽しみだ。
田島記念を10秒15で制し、上り調子でインカレを迎えた大上直起(仙台大院)が10秒22で2位に続いた。準決勝では柳田と同組に入り10秒18のセカンドベストをマーク、実力が備わっていることをしっかりと証明、オリンピックイヤーとなる来シーズンは4×100mリレーのメンバー争いに加わってきそうだ。
10秒33の3位には広島大学の山本匠真が飛び込む健闘を見せた。
9月29日から陸上競技が始まる杭州アジア大会の4×100mリレー代表に選ばれている宇野勝翔(順天堂大)は10秒37で5位、ワールドユニバーシティーゲームズ同種目代表の中村彰太は6位、日本選手権で7位に入った実力者の灰玉平侑吾(八戸学院大)はレース途中で転倒し棄権。
この大会後にアジア大会が控える世界陸上200m代表の鵜澤飛羽(筑波大)は準決勝で柳田、大上と同じ1組に入り、10秒35の4着で決勝進出はならず、また中村と共にワールドユニバーシティーゲームズを経験した井上直紀(早稲田大)は予選6組で5着に敗れ準決勝に進めなかった。※9月22日付で鵜澤のアジア大会欠場が日本陸連より発表された
女子1500mではワールドユニバーシティーゲームズで5位入賞を果たしている樫原沙紀(筑波大)が、序盤の後方待機から、集団の外側を捲って前方に進出しロングスパートを仕掛ける得意のレースパターンに持ち込み、4分19秒54で悲願の日本インカレ初優勝。終始自信に満ち溢れ、また自身の力を確信しているような姿が印象的だった。

その一方で、男子1500m決勝では、アジア選手権銀メダルの実力者、高橋佑輔(北海道大)が女子の樫原と同様に早めの仕掛けで逃げ切りを狙ったが、残り200mで失速して13着に沈んだ。あるいは、ケニア人留学生、A・ベット(東京国際大)のラストスパートを過剰に意識してしまったのだろうか、実力者であっても駆け引きの伴うレースの中、一つのボタンの掛け違いで勝ち切ることが難しくなってしまうのが、1500mという種目の怖いところだ。
そのベットも1着でゴールしながら、アウト側から激しく追い込んで来た後田築(順天堂大)の進路を塞ぐように体を寄せてしまったため、後田がスピードを緩めるかたちとなり、妨害があったと見なされて失格、3分49秒66で2番目にゴールしていた後田が繰り上がって優勝となる波乱のレースとなった。
女子の400m決勝は大接戦となったが、森山静穂(福岡大)が53秒83で昨年の大会に続きこの種目を連覇、2着となった安達茉鈴(園田学園女子大)とは0秒04の僅差だった。
男子400mは世界陸上で準決勝に進んだ中島佑気ジョセフ(東洋大)が出場を回避、午前中に行われた準決勝で46秒07の好タイムをマークしていた眞々田洸大(早稲田大)が、出場機会こそなかったが世界陸上のマイルリレー代表に選ばれていた今泉堅貴(筑波大)を抑え、46秒41で制覇した。

女子4×100mリレーは100mで表彰台を独占した藏重、岡根、奥野の3人に、ワールドユニバーシティーゲームズ200m代表の井戸アビゲイル風果を加えた甲南大学が44秒72で優勝。
予選で日本学生記録の44秒51まで0秒01に迫っていたが、記録更新とはならず。4連覇を目指した福岡大学は2位、日本体育大学が3位に入った。
男子4×100mリレーはアンカーに柳田を配した東洋大学が38秒94で、39秒01で2位の早稲田大学、39秒03で3位の明治大学との大激戦を制した。
女子10000m競歩は下岡仁美(同志社大)が1周目から一人飛び出しを見せるとみるみる後方集団との差を広げ、45分59秒45でそのまま逃げ切った。
暑さがまだ残り、だれもが序盤は慎重にレースを進めるなか、その心理を巧みに逆手に取った作戦で一気に勝負を付けに行った勇気が素晴らしかった。
先月にワールドユニバーシティーゲームズと世界陸上の連戦があった柳井綾音(立命館大)は46分50秒70で2位、思わぬ大差での敗戦となったが、国際大会連戦での消耗に加え、この日も暑さが厳しく、むしろ最後まで諦めず、よく粘り抜いたと言えるだろう。
その柳井に続く3位にはアジア選手権4位の内藤未唯(神奈川大)が入った。

女子棒高跳ではアジア選手権7位入賞の台信愛(日本体育大)が4m00で制し、男子走幅跳では鳥海勇斗(日本大)が6回目の最終跳躍で自身二度目の8mオーバーとなる8m07を跳び逆転優勝。
鳥海は追い込まれた状況での大ジャンプで勝負強さを見せただけに、今後もう一段階上の、国際大会代表クラスまでレベルアップしていくためには、8m近辺を繰り返し記録するだけの安定感が求められるだろう。
5回目の跳躍を終えて8m05でトップに立っていた藤原孝輝(東洋大)は鳥海に逆転を許し2位となったが、ほぼ1年ぶりのこの種目での大会出場ながら実力者の片鱗を見せた。
故障がちでなかなか1年を通しての活躍を見せられていないのが課題だが、ここさえクリアできれば、パリ五輪代表争いに加わる事も充分可能だろう。
男子棒高跳はアジア選手権、ワールドユニバーシティーゲームズともに4位、世界陸上では予選で記録なしに終わったが得難い経験を積んだ柄澤智哉(日本体育大)が5m30を1回目でクリア、この高さを2回目で跳んだ古澤一生(筑波大)、3回目でのクリアとなった原口篤志(東大阪大)を抑えて優勝を果たした。
また、男子やり投もワールドユニバーシティーゲームズで自己記録となる78m41で4位に入賞している鈴木凜(九州共立大)78m71に自己記録を更新して優勝。その一方で80m09の自己記録を持ち、ワールドユニバーシティゲーズで5位に入った巖優作(筑波大)は66m33でトップ8入りを逃す10位と不完全燃焼に終わった。
女子やり投は兵藤秋穂(筑波大)が56m05で、埼玉大学時代からの4連覇を目指していた大学院生の大野史佳(筑波大)が欠場となった女子砲丸投は、久保田亜由(九州共立大)が15m07でそれぞれ制した。
男子110mHで村竹が日本タイ記録を叩き出した大会三日目

大会三日目には男子110mH決勝で村竹ラシッドが13秒04で世界陸上5位入賞の泉谷駿介(住友電工)の持つ日本記録に並び、同様に泉谷が持っていた大会記録、日本学生記録を更新して優勝を果たした。
泉谷のセイコーGGPでの日本記録は向かい風0.9mの中でのレースだったが、この日の決勝も向かい風0.9mと、順天堂大の先輩にまったく引けを取らない大記録だ。
今季は多くの国際大会が控える大事なシーズン、国内初戦となった織田記念で故障し、代表選考会の日本選手権に間に合わない悔しい前半戦となったが、7月のANG福井でいきなりパリ五輪参加標準記録の13秒27を突破する13秒18をマークして復帰戦を優勝で飾り、直前には9月2日に中国で行われた、世界のトップ選手が顔を揃えるダイヤモンドリーグ厦門大会に出場し、13秒19で5着となるなど、日本選手権欠場で経験し得なかった国際大会代表としての経験分を補って余りある活躍を見せて今大会を迎えた。
予選では一本目から素晴らしいスタートを切って6台目あたりでは力を緩めながら13秒52、準決勝もスタートだけしっかりと決めた後、中盤からは流して13秒71で余裕の決勝進出、そして決勝で初めてアクセル全開の走りを見せるとフィニッシュタイムは13秒04とこれ以上はない完璧な組み立てで、おそらく当人が想定していた以上の結果を残して見せた。
この種目の選手としては小柄な方で、以前は線の細さも感じさせていたが、すっかり逞しくなり、今や堂々のパリ五輪ファイナリスト候補となった。

女子100mHは3位までが0秒01差の大激戦を13秒31で島野真生(日本体育大)が制し、1年時の2020年以来二度目の日本インカレチャンピオンとなった。昨シーズンは記録が伸び悩み苦しんだが、学生生活最後のインカレでその勝負強さがよみがえった。2位は13秒32で長﨑さゆり(青山学院大)、同タイムの3位に昨年の大会を制した田中きよの(駿河台大)が続いた。ワールドユニバーシティゲームズ代表の伊藤彩香(福岡大)は13秒41で4着だった。
女子5000mは、ワールドユニバーシティーゲームズの同種目銅メダリストの山﨑りさ(日本体育大)今大会10000m優勝者のワンジルを残り3周手前で突き放す、15分47秒16の激走で勝利、やはり「世界大会3位」の実績が自信を齎したような見事なレースだった。
男子5000mはL・カミナ(創価大)13分52秒16で優勝、日本人選手トップの4位は1年生ながら留学生選手を含む先頭集団で果敢に勝負し、ラストも粘り、14分00秒43でゴールした吉岡大翔(順天堂大)。

男子10000m競歩はワールドユニバーシティーゲームズ5位の立岩和大(順天堂大)と同大会8位の吉川絢斗(東京学芸大)が残り1000m付近から抜きつ抜かれつのデッドヒートを展開、最後は残り200mで吉川を振り切った立岩が41分36秒43で優勝、吉川は41分42秒60で2位となった。
ワールドユニバーシティーゲームズでは立岩、吉川に先着し、銅メダルを獲得していた萬壽春輝(順天堂大)は7位に留まった。
フィールド種目では、女子ハンマー投でアジア選手権銅メダル、ワールドユニバーシティーゲームズ6位の村上来花(九州共立大)が64m03、男子ハンマー投げでもアジア選手権銅メダルの福田翔大(日本大)が自身初の72mオーバーとなる72m01と、いずれも大会新記録で優勝を果たした。
男子の福田は、アテネ五輪同種目金メダリストの室伏広治(当時中京大)が1996年にマークした71m84を27年ぶりに塗り替えたもので、女子の村上と共に今後の飛躍が期待される。
女子走高跳は1m76を1回目で成功した細田弥々(日本体育大)が同じ高さを3回目でクリアした松本万鈴(甲南大)を抑え、女子走幅跳では今シーズン6m30の自己記録をマークした木村美海(四国大)が6m10でそれぞれ優勝を果たし、男子三段跳は16m38のU20日本記録保持者、宮尾真仁(東洋大)が15m83で、2位の田中宏祐(順天堂大)を僅か1㎝抑えて接戦を制した。
二日目から競技が行われていた十種競技は、初日に10位とやや出遅れた日本選手権3位の前川斉幸(中京大)が二日目は得意の棒高跳とやり投で猛然と追い上げてトップに立ち、最後の1500mもしっかりまとめて総合7189点で学生キングオブアスリートの称号を手にした。2021年大会からの三連覇を目指した川元莉々輝(立命館大)は初日最後の種目の400mで脚を痛め、車椅子でフィールドを後にするアクシデントが有ったが、110mHはDNF、棒高跳は記録なしに終わるなど万全な状態ではないなか懸命に競技を続け、ラストの1500mでは先にゴールした選手が声を掛け、拍手で励ます中最後の選手としてゴール、諦めることなく最後まで競技をやり遂げたその姿は胸に迫るものがあった。
大会最終日、男子400mHで小川と豊田が同タイム優勝、49秒切りでパリ五輪参加標準突破も視界に

大会最終日、男子3000m障害は昨年大会優勝者の大吉優亮が連覇を賭けて残り2周からロングスパートを仕掛け、一時は20mくらい後続を引き離したが、残り1周となってペースを上げた村尾雄己(順天堂大)が徐々に差を詰め始め、最後の障害を越えた後猛然と追い上げてほぼ同時にゴール、僅かに差し切った村尾が8分43秒07で優勝、大吉は僅か0秒05差で連覇を逃し2位となったが、ディフェンディングチャンピオンに恥じぬ勇敢なレースを見せてくれた。
女子3000m障害を10分06秒30で制したのは玉川大の山田桃愛。4月の学生個人選手権は3位、関東インカレは2位、日本選手権でも6位入賞の健闘も学生では2番手と、あと一歩のところで一番に手が届いていなかったが、大一番でとうとう日本一に輝いた。タイムも暑い中でのものとしては悪くなく、条件が整えば9分台を充分狙うことができそうだ。玉川大の選手の日本インカレ優勝は、2002年に5000mを制した斎藤由貴以来で関係者の喜びは一入だろう。

ブダペスト世界陸上で準決勝に進出し、パリ五輪参加標準を突破する48秒58をマークした黒川和樹(法政大)が予選を欠場した男子400mH決勝は、今年の日本選手権を制した小川大輝(東洋大)と、ワールドユニバーシティーゲームズでは110mHに出場し、金メダルを獲得した豊田兼(慶應義塾大)の大激戦に。
前日に行われた準決勝で49秒09の自己ベストをマークした先行タイプの豊田が序盤から積極的に飛ばしたが、後半に強みを発揮する小川が10台目のハードルを越えてからみるみる差を詰めて、ほぼ同時にゴール。
場内には1着、小川大輝とコールされ、小川がガッツポーズ、そして豊田ががっくり項垂れてトラックで大の字になったが、すぐさま同着の1着に、とアナウンスがあり寝転ぶ豊田に小川が腕を差し延べると豊田も立ち上がり、勝者二人は固い握手を交わした。
正式リザルトは48秒905と1000分の1秒単位まで全く違わぬ48秒91。
両者ともこの49秒切りで、48秒70のパリ五輪参加標準記録の突破も視界に入ってきた。
また、豊田は110mHでもワールドユニバーシティゲームスの予選で13秒29をマークしてパリ五輪参加標準記録の13秒27に迫っており、ハードル二種目で五輪代表が狙えるタイムを記録したことになる。
準決勝で49秒04の自己記録をマークした金本昌樹(早稲田大)が49秒31で3位に入った他、5位までが49秒台、準決勝でも10人が49秒台をマークしそのうち二人が決勝に進めないレベルの高さとなった。

女子の400mHは、アジア選手権、ワールドユニバーシティゲームズ、世界陸上で計5本を走りすべてのレースで57秒台をマークした山本亜美(立命館大)が予選、準決勝を余裕を待って通過した後、決勝を欠場。
今年の静岡国際陸上のタイムレースを制した川村優佳(早稲田大)が58秒33で1年時の2020年以来2度目の優勝を果たし、ラストインカレで有終の美を飾った。
2着に大川 寿美香が入り早稲田大がワンツーフィニッシュ、大阪教育大の辻井美緒が中央大の益子芽里を0秒006抑える同タイム着差ありの激戦で3位となった。
女子800m決勝は今年の日本選手権で2位となり、7月のホクレンDCで2分3秒75の自己記録をマークした渡辺愛(園田学園女子大)が2分7秒89でしっかりと勝ち切り、男子800mはアジア選手権代表の金子魅玖人(中央大)が準決勝で敗退し、本命不在となったなか、北村魁士(山梨学院大)が1分49秒04で優勝、2位の安倍優紀の追撃を0秒15差で退けた。

女子200mは400mで連覇を果たした森山静穂が制し、二冠を達成、ワールドユニバーシティゲームズ同種目代表の井戸アビゲイル風果は2着。
男子200mはワールドユニバーシティーゲームズ同種目の銀メダリスト、 西裕大(早稲田大)がアジア大会4×100mリレー代表の宇野勝翔、東京五輪のマイルリレーでアンカーを担った鈴木碧斗(東洋大)を抑え、20秒75で優勝。2位は宇野、3位に鈴木が続いた。
ワールドユニバーシティゲームズ8位の稲毛碧(早稲田大)は準決勝4着で決勝進出を逃している。
女子七種競技はワールドユニバーシティゲームズの最終種目の800mで失格となり、22位に留まった田中友梨(至学館大)が初日は出遅れたが、二日目は得意のやり投で49m61を投じてポイントを大きく伸ばし、総合5391点で連覇を達成。
女子4×400mリレーは園田学園女子大学が3分36秒71、男子は中島佑気ジョセフがこの種目に専念した東洋大学が3走から4走の間でバトンミスがあったにも拘わらず、3分04秒08で優勝を果たした。
4走まで他チームから先行し、逃げ込みを放った早稲田大学はバトンを落とす痛恨のミスで8位だった。

またフィールド種目では男子の走高跳で山中駿(京都大)が2m21、女子三段跳では船田茜理(武庫川女子大)が13m49でそれぞれ連覇を達成、女子円盤投でも世界陸上代表の齋藤真希(東海大)は東京女子体育大学3年時の2021年から続く連覇を三に伸ばし、男子円盤投は山下航生が55mオーバーとなる55m40で優勝を果たした。
4日間総合の対校得点の男子は順天堂大学が94点、女子は69点で日本体育大学と福岡大学が並んだが、優勝種目数で上回った日本体育大学の優勝となった。
連日30℃以上の高温が続く中、選手だけでなく、コーチ、監督もコンディションを整え、本番に向けてできるだけの準備をして送り出すだけでも大変な苦労があったものと推察されるが、そうしたなかでも男子110mHの村竹の日本タイ記録を筆頭に男子砲丸投のアツオビン・ジェイソン、女子ハンマー投げの村上、男子ハンマー投の福田、そして男女のマイルリレーと計6つの大会記録が生まれたほか、男子400mHでは小川、豊田の2名がパリ五輪参加標準記録に迫るなど、来年のオリンピックイヤーを前に弾みのつく大会となった。
また男子十種競技の川元や、七種競技の伊藤桃子(東京学芸大)のように、アクシデントがありながら、懸命に最後まで諦めず闘い抜いた選手の姿もあった。
出場していない選手たちが声を大にしてフィールドの選手たちにエールを送る、コロナ禍で途絶えていたスタンドの応援風景が、4年ぶりに戻ってきたことも印象に残った。
文/芝 笑翔 (Emito SHIBA)
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第92回日本学生陸上競技対校選手権大会
大会初日 決勝種目の結果
トラック種目
女子10000m決勝
1)S・ワンジル(大東文化大)33:18.93
2)宮原なな佳(福岡大)34:01.46
3)北川星瑠(大阪芸術大)34:02.34
4)福永楓花(立命館大)34:11.76
5)原田紗希(名城大)34:15.57
6)村山愛美沙(東北福祉大)34:17.29
7)谷本七星(名城大)34:18.15
8)永長里緒(大阪学院大)34:18.30
男子10000m決勝
1)R・エティーリ(東京国際大)28:15.75
2)S・キプケメイ(日本大)28:17.38
3)S・ムチーニ(創価大)28:22.31
4)S・レマイヤン(駿河台大)28:25.95
5)B・キピエゴン(山梨学院大)28:53.54
6)J・ムイガイ(平成国際大)29:03.96
7)M・ゴッドフリー(駿河台大)29:05.47
8)伊地知賢造(國學院大)29:31.20
男子10000m決勝
日本人選手上位8名
8)伊地知賢造(國學院大)29:31.20
9)小暮栄輝(創価大)29:33.08
10)小林亮太(東洋大)29:36.50
11)中村光稀(京都産業大)29:37.65
12)亀田仁一路(関西大)29:38.39
13)阿部陽樹(中央大)29:40.59
14)西村真周(東洋大)29:49.68
15)浅井 皓貴(順天堂大)29:53.38
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大会二日目 決勝種目の結果
トラック種目
女子100m決勝(-0.3)
1)藏重みう(甲南大)11.76
2)岡根和奏(甲南大)11.78
3)奥野由萌(甲南大)11.81
4)三浦由奈(筑波大)11.88
5)城戸優来(福岡大)11.94
6)三浦愛華(園田学園女子大)12.00
7)田路遥香(中央大)12.01
8)板里奈波(日本女子体育大)12.05
男子100m決勝(+0.4)
1)栁田大輝(東洋大)10.18
2)大上直起(仙台大)10.22
3)山本匠真(広島大)10.33
4)三輪颯太(慶應義塾大)10.37[10.361]
5)宇野勝翔(順天堂大)10.37[10.366]
6)中村彰太(東洋大)10.42
7)小島 大ポール(東海大)10.43
DNF 灰玉平侑吾(八戸学院大)
女子400m決勝
1)森山静穂(福岡大)53.83
2)安達茉鈴(園田学園女子大)53.87
3)井戸アビゲイル風果(甲南大)54.44
4)中尾柚希(園田学園女子大)54.45
5)飯田景子(中央大)55.46
6)児島柚月(立命館大)55.81
7)森山奈菜絵(日本体育大)56.22
8)金子ひとみ(青山学院大)56.28
男子400m決勝
1)眞々田洸大(早稲田大)46.41
2)今泉堅貴(筑波大)46.56
3)林 申雅(筑波大)46.78
4)友田真隆(東京理科大)47.01
5)佐藤恵斗(環太平洋大)47.21
6)野々山開(三重大)47.33
7)早田駿斗(福岡大)48.14
8)原田真聡(明治大)48.54
女子1500m決勝
1)樫原沙紀(筑波大)4:19.54
2)吉井優唯(大東文化大)4:20.37
3)田島愛理(順天堂大)4:21.24
4)小林舞香(環太平洋大)4:22.40
5)原 華澄(大阪体育大)4:24.86
6)木下紗那(中央大)4:25.12
7)小暮真緒(順天堂大)4:26.19
8)兼子心晴(城西大)4:26.79
男子1500m決勝
1)後田 築(順天堂大)3:49.66
2)高村比呂飛(日本体育大)3:50.02
3)松本颯真(東海大)3:50.14
4)井内優輔(筑波大)3:50.69
5)前田陽向(環太平洋大)3:51.19
6)青木龍翔(立教大)3:51.39
7)髙嶋荘太(環太平洋大)3:51.44
8)山田俊輝(中央大)3:51.57
失格 A・ベット(東京国際大)
女子4×100mリレー決勝
1)甲南大学 44.72
(藏重、岡根、井戸、奥野)
2)福岡大学 44.87
(伊藤、森山、田島、城戸)
3)日本体育大学 45.49
4)早稲田大学 45.53
5)青山学院大学 45.55
6)法政大学 45.65
7)中央大学 45.75
8)筑波大学 45.77
男子4×100mリレー決勝
1)東洋大学 38.94
(成島、大石、中村、柳田)
2)早稲田大学 39.01
(千田、稲毛、島田、西)
3)明治大学 39.01
(松下、木村颯、川津、木村稜)
4)筑波大学 39.07
5)慶應義塾大学 39.13
6)法政大学 39.23
7)関西大学 39.34
失格 順天堂大
女子10000m競歩決勝
1)下岡仁美(同志社大)45:59.45
2)柳井綾音(立命館大)46:50.70
3)内藤未唯(神奈川大)47:20.88
4)石田さつき(武庫川女子大)48:07.27
5)山岸芽生(中京大)48:14.35
6)近藤葉香(金沢学院大)48:34.75
7)岡本瑠香(中京大)48:38.16
8)中村綾花(日本体育大)48:43.32
フィールド種目
男子砲丸投決勝
1)アツオビン・ジェイソン(福岡大)18m18※大会新
2)山田暉斗(法政大)17m50
3)福田翔大(日本大)16m93
4)池田大晟(鹿屋体育大)16m69
5)宮崎剛瑠(東海大)16m43
6)渡辺豹冴(新潟医療福祉大)16m00
7)下浦大輝(大阪体育大)15m68
8)甲斐雄也(東海大)15m60
女子やり投決勝
1)兵藤秋穂(筑波大)56m05
2)篠田佳奈(京都大)55m48
3)木村玲奈(新潟医療福祉大)53m55
4)齋藤乃彩(筑波大)53m12
5)中村 怜(東大阪大)52m42
6)山崎絢音(明治国際医療大)51m54
7)村上碧海(日本体育大)51m30
8)堀内律子(筑波大)50m39
女子棒高跳決勝
1)台信 愛(日本体育大)4m00
2)大坂谷明里(園田学園女子大)4m00
3)新田奈菜子(東京学芸大)3m90
4)小林美月(日本体育大)3m90
5)村田蒼空(筑波大)3m80
5)森 陽菜(園田学園女子大)3m80
7)若林人生(福岡大)3m80
8)福田紅菜(中京大)3m70
8)髙橋美智子(東京女子体育大)3m70
※同記録の順位は試技差による
男子走幅跳決勝
1)鳥海勇斗(日本大)8m07+0.8
2)藤原孝輝(東洋大)8m05+1.2
3)新留 陸(国際武道大)7m84+3.9
4)梅谷太紀(中京大)7m62+3.8
5)田中隆太郎(順天堂大)7m61 0.0
6)北川 凱(東海大)7m54+1.0
7)海鋒泰輝(日本大)7m51-0.7
8)熊谷 魁(秋田大)7m45+0.4
男子やり投決勝
1)鈴木 凜(九州共立大)78m71
2)中村竜成(国士舘大)74m08
3)清川裕哉(東海大)73m00
4)山田隼人(九州共立大)72m86
5)堤 洸太郎(筑波大)71m09
6)水落慶吾(金沢大)69m83
7)朝田康聖(大阪教育大)69m57
8)伊藤達也(慶応義塾大)68m40
女子砲丸投決勝
1)久保田亜由(九州共立大)15m07
2)村瀬にこ(九州共立大)14m88
3)今西あかり(九州共立大)14m82
4)日夏涼香(福岡大)14m35
5)三反田理央(鹿屋体育大)14m18
6)秋山愛莉(福岡大)13m98 (2nd 13m80)
7)谷口梨瑠(日本体育大)13m98 (2nd 13m43)
8)武田光里(大阪体育大)13m77
男子棒高跳決勝
1)柄澤智哉(日本体育大)5m30
2)古澤一生(筑波大)5m30
3)原口篤志(東大阪大)5m30
4)小暮七斗(東海大)5m20
5)松井楓雅(日本体育大)5m20
6)松井駿斗(筑波大)5m20
7)小林拓己(育英大)5m20
8)吉田陸哉(関西大)5m10
※同記録の順位は試技差による
9/16
大会三日目 決勝種目の結果
トラック種目
男子110mH決勝(-0.9)
1)村竹ラシッド(順天堂大)13.04※日本タイ、日本学生新記録、大会新
2)町 亮汰(国際武道大)13.72
3)西 徹朗(早稲田大)13.81
4)小池 綾(法政大)13.88
5)宮﨑 匠(中央大)13.90
6)阿部竜希(順天堂大)13.91
7)可児将大(日本大)14.05
8)近藤翠月(東海大)14.09
女子100mH決勝(+1.3)
1)島野真生(日本体育大)13.31
2)長﨑さゆり(青山学院大)13.32[13.313]
3)田中きよの(駿河台大)13.32[13.319]
4)伊藤彩香(福岡大)13.41
5)安藤愛未(至学館大)13.52
6)髙橋亜珠(筑波大)13.55
7)檜垣真由(関西学院大)13.59
8)川越美咲(法政大)13.62
女子5000m決勝
1)山﨑りさ(日本体育大)15:47.16
2)S・ワンジル(大東文化大)15:54.63
3)野田真理耶(大東文化大)15:58.49
4)小川陽香(立教大)15:59.57
5)保坂晴子(日本体育大)16:09.61
6)髙橋 葵(城西大)16:22.01
7)伐栗夢七(関西大)16:22.47
8)蔦野萌々香(大東文化大)16:22.58
男子5000m決勝
1)L・カミナ(創価大)13:52.16
2)M・ゴッドフリー(駿河台大)13:53.84
3)S・チェボティビン(第一工科大)13:56.84
4)吉岡大翔(順天堂大)14:00.43
5)溜池一太(中央大)14:07.04
6)亀田仁一路(関西大)14:13.08
7)織橋 巧(創価大)14:18.92
8)小嶋郁依斗(京都産業大)14:29.57
男子10000m競歩決勝
1)立岩和大(順天堂大)41:36.43
2)吉川絢斗(東京学芸大)41:42.60
3)石田理人(東洋大)42:05.93
4)下池将多郎(順天堂大)42:20.47
5)岩井和也(日本大)42:40.04
6)渡邉 遊((大阪大)42:46.77
7)萬壽春輝(順天堂大)43:34.90
8)鈴木智大(名古屋大)43:42.41
フィールド種目
女子ハンマー投決勝
1)村上来花(九州共立大)64m03※大会新
2)勝冶玲海(九州共立大)59m18
3)奥村梨里佳(九州共立大)58m45
4)コンポン ミンガモン(流通経済大)58m18
5)西村 南(京都産業大)58m08
6)杉山文美(岐阜協立大)56m79
7)竹谷 陸(大阪体育大)56m21
8)五十川利心(大阪体育大)55m31
男子三段跳決勝
1)宮尾真仁(東洋大)15m83+0.1
2)田中宏祐(順天堂大)15m82+0.3
3)金井晃希(順天堂大)15m74+1.4
4)北川 凱(東海大)15m65+1.0
5)安立雄斗(福岡大)15m52+0.3
6)深井敦央(九州共立大)5m49+0.5
7)梶 慎介(京都大)15m49+0.3
8)外村直之(東京学芸大)15m40+0.1
女子走り高跳決勝
1)細田弥々(日本体育大)1m76
2)松本万鈴(甲南大)1m76
3)岸本志恵(日本女子体育大)1m73
3)和田真琉(大阪体育大)1m73
3)諸隈あやね(日本女子体育大)1m73
3)井上紗耶加(順天堂大)1m73
7)八重樫澄佳(筑波大)1m73
8)齋藤優羽(育英大)1m70
※同記録の順位は試技差による
男子ハンマー投決勝
1)福田翔大(日本大)72m01※大会新
2)小田航平(九州共立大)70m39
3)山川滉心(中京大)66m79
4)垂井祐志(四国学院大)64m25
5)岡田大輝(順天堂大)64m15
6)川合隆誠(順天堂大)63m73
7)久門大起(日本大)63m43
8)坂 耀介(東海大)63m25
女子走幅跳決勝
1)木村美海(四国大)6m10+0.7
2)齋藤 遥(武庫川女子大)6m05+0.6
3)秦くるみ(筑波大)6m04+0.9
4)本田姫星(仙台大)6m03+1.0
5)吉岡里紗(中央大)6m01+0.3
6)五百蔵美希(日本大)5m98+0.1
7)榎本樹羅(立命館大)5m87+0.4
8)白土莉紅(日本大)5m84+0.9
混成種目
男子十種競技
総合得点上位8名
1)前川斉幸(中京大)7189点
2)三浦徹大(日本大)7110点
3)田中廉治郎(新潟医療福祉大)7055点
4)穂苅康人(東京学芸大)7032点
5)池田 塁(国士舘大)7020点
6)市川翔太(筑波大)7005点
7)田中陽介(大阪教育大)6937点
8)岡 泰我(国士舘大)6934点
9/17
大会最終日 決勝種目の結果
トラック種目
男子3000m障害決勝
1)村尾雄己(順天堂大)8:43.07
2)大吉優亮(帝京大)8:43.12
3)花谷そら(福岡大)8:48.02
4)諸冨 湧(早稲田大)8:49.29
5)大園倫太郎(鹿屋体育大)8:49.54
6)湯田陽平兵(法政大)8:53.74
7)安達京摩(国士舘大)8:55.89
8)北村 光(早稲田大)8:58.11
第92回日本学生陸上競技対校選手権大会 最終日
女子3000m障害決勝
1)山田桃愛(玉川大)10:06.30
2)山下彩菜(大阪学院大)10:11.45
3)本庄悠紀奈(筑波大)10:15.71
4)川瀬真由((大東文化大)10:18.76
5)山田春佳(大東文化大)10:32.18
6)白石憂佳(玉川大)10:34.59
7)齋藤みう(日本体育大)10:36.91
8)服部七子(同志社大)10:38.16
男子400mH決勝
1)小川大輝(東洋大)48.91[48.905]※同着
1)豊田 兼(慶應義塾大)48.91[48.905]※同着
3)金本昌樹(早稲田大)49.31
4)出口晴翔(順天堂大)49.59
5)陰山彩大(日本大)49.98
6)内藤源一郎(大阪教育大)50.09
7)田中天智龍(早稲田大)50.13
8)深町飛太(城西大)51.18
女子400mH決勝
1)川村優佳(早稲田大)58.33
2)大川寿美香(早稲田大)58.71
3)辻井美緒(大阪教育大)58.74[58.735]
4)益子芽里(中央大)58.74[58.739]
5)青木穂花(青山学院大)58.75
6)髙野七海(福岡大)59.15
7)津川瑠衣(早稲田大)59.56
山本亜美(立命館大)DNS
女子800m決勝
1)渡辺 愛(園田学園女子大)2:07.89
2)長谷川麻央(京都教育大)2:08.43
3)江藤 咲(環太平洋大)2:08.63
4)原 華澄(大阪体育大)2:08.99
5)窪 美咲(東大阪大)2:09.06
6)吉田詩央(日本体育大)2:09.16
7)ヒリアー紗璃苗(青山学院大)2:10.28
8)渡部鈴夏(鹿屋体育大)2:10.47
男子800m決勝
1)北村魁士(山梨学院大)1:49.04
2)安倍優紀(東海大)1:49.19
3)東 秀太(広島経済大)1:49.37
4)橋本真宙(近畿大)1:49.55
5)岡村颯太(鹿屋体育大)1:49.56
6)高村比呂飛(日本体育大)1:49.81
7)二見優輝(筑波大)1:49.88
8)高梨有仁(関西大)1:50.16
9)坂本達哉(早稲田大)1:50.22
女子200m決勝(0.0)
1)森山静穂(福岡大)23.84
2)井戸アビゲイル風果(甲南大)24.03
3)城戸優来(福岡大)24.36
4)藏重みう(甲南大)24.37
5)田島美春(福岡大)24.49
6)奥野由萌(甲南大)24.50
7)三浦由奈(筑波大)24.70
8)三浦愛華(園田学園女子大)25.13
男子200m決勝(-0.5)
1)西 裕大(早稲田大)20.75
2)宇野勝翔(順天堂大)20.80
3)鈴木碧斗(東洋大)20.85
4)木村颯太(明治大)20.95
5)オリサ裕司マイケル(駿河台大)21.05
6)小島大ポール(東海大)21.12
7)藤澤瑠唯(岩手大)21.22
8)大谷介人(日本体育大)21.30
女子4×400mリレー決勝
1)園田学園女子大学 3:36.71※大会新
(中尾、渡辺、栃尾、安達茉)
2)福岡大学 3:37.41
(高野、田代、城戸、森山)
3)早稲田大学 3:37.65
(山越、川村、津川、清水奈)
4)日本体育大学 3:38.00
5)立命館大学 3:38.50
6)青山学院大学 3:39.75
7)法政大学 3:42.02
8)山梨学院大学 3:45.47
9)九州共立大学 3:46.10
男子4×400mリレー決勝
1)東洋大学 3:04.08※大会新
(小川、鈴木碧、臼木、中島)
2)筑波大学 3:04.52
(林、吉川、紺野、今泉)
3)日本大学 3:05.50
(井上、陰山、林、菊田)
4)城西大学 3:05.58
5)法政大学 3:06.91
6)関西学院大 3:07.12
7)福岡大学 3:07.94
8)早稲田大学 3:10.26
9)大阪大学 3:12.89
フィールド種目
男子走高跳決勝
1)山中 駿(京都大)2m21
2)原口颯太(順天堂大)2m18
3)坂井宏和(東海大)2m15
4)芹川晃希(鹿屋体育大)2m15
5)高田遼雅(日本大)2m15
6)杉原哲平(福岡大)2m10
6)永島将貴(福岡大)2m10
6)武政壮之助(筑波大)2m10
※同記録の順位は試技差による
女子円盤投決勝
1)齋藤真希(東海大)53m77
2)西山藍那(筑波大)46m44
3)中瀬綺音(大阪体育大)46m10
4)桑島弥々(九州共立大)45m28
5)城間歩和(九州共立大)44m77
6)松田彩夢(東海大)43m93
7)アヒンバレティナ(筑波大)
8)四役ひかり(順天堂大)43m15
男子円盤投決勝
1)山下航生(九州共立大)55m40
2)鴨澤青海(東海大)53m85
3)藤原孝史朗(九州共立大)53m23
4)飛川龍雅(東海大)52m88
5)北原博企(新潟医療福祉大)52m11
6)中町真澄(新潟医療福祉大)51m89
7)濱口泰河(日本体育大)48m72
8)小林 真(国士舘大)48m28
女子三段跳決勝
1)船田 茜理(武庫川女子大)13m49 0.0
2)岸野美雨(四国大)12m94+0.7
3)齋藤 遥(武庫川女子大)12m85+0.1
4)鴨下若菜(日本体育大)12m74-1.8
5)廣瀬桃奈(園田学園女子大)12m71-0.8
6)宮繁愛葉(武庫川女子大)12m65-2.0
7)小寺波音(日本女子体育大)12m62-0.7
8)大崎美都(大阪教育大)12m61-0.2
混成種目
女子七種競技
総合得点上位8名
1)田中友梨(至学館大)5391点
2)松下美咲(中央大)5222点
3)前田椎南(九州共立大)5205点
4)濱口実玖(国士舘大)5141点
5)大菅紗矢香(中京大)5101点
6)水谷佳歩(中京大)5061点
7)大熊 楓(東京女子体育大)5048点
8)酒井響子(東京女子体育大)5038点