男子110mHの阿部竜希に日本勢二大会連続金メダル、男子100mの柳田大輝の9秒台に期待!女子注目はハンマー投の村上来花、走幅跳の木村美海、女子100mHの島野真生、本田怜は学生初の12秒台なるか!FISU夏季ワールドユニバーシティゲームズ2025ライン・ルール大会の展望

2年に1度開催される学生スポーツの祭典、FISU夏季ワールドユニバーシティーゲームズ2025が7月16日、ドイツのライン=ルール都市圏で開幕した。
7月21日から実施される陸上競技には男子28名、女子19名の計47名が代表として派遣され、世界各国の選手達と鎬を削りながら、メダル獲得を目指す。

今大会では、前回の2023年成都大会での男子110mHの豊田兼(当時慶應義塾大、現トヨタ自動車)、女子ハーフマラソンの北川星瑠(当時大阪芸術大、現ユニバーサルエンターテインメント)が獲得した金メダル2の他、男子20㎞競歩、男女ハーフマラソンの団体を含めて銀メダル4、銅メダル5、入賞23の成績を上回れるか、メダル獲得を増やすことができるかが総体としての重要なポイントで、また、8月24日が資格記録の最終期限となっている東京世界陸上の代表への可能性を残す選手も複数代表に選出されており、そうした選手たちが高い順位ポイントが得られる今大会で結果を残し、東京世界陸上出場への望みを繋げるかという点にも注目をしたい。

改めて今大会の代表選手は次の通り。

男子
100m 柳田大輝、大石凌功(東洋大)
200m 壹岐元太(京都産業大)、植松康太(中央大)
400m 平川 慧(東洋大)
800m 落合 晃(駒澤大)、岡村颯太(鹿屋体育大)
1500m 前田陽向(環太平洋大)、大野聖登(順天堂大)
ハーフマラソン 工藤慎作(早稲田大)、馬場賢人(立教大)、上原琉翔(國學院大)
20㎞競歩 原 圭佑(京都大)、吉迫大成(東京学芸大)、土屋温希(立命館大)
110mH 阿部竜希(順天堂大)、樋口隼人(筑波大)
400mH 髙橋遼将(法政大)、渕上翔太(早稲田大)
3000m障害 佐々木哲(早稲田大)
走高跳 原口颯太(順天堂大)、山中 駿(京都大)
棒高跳 原口篤志(東大阪大)
走幅跳 藤原孝輝(東洋大)
三段跳 安立雄斗(福岡大)
やり投 鈴木 凜(九州共立大)、清川裕哉(東海大)
4×100mリレー 柳田大輝、大石凌功、壹岐元太、植松康太、平川 慧、阿部竜希

女子
100m 山形愛羽(福岡大)奥野由萌(甲南大)
800m 西田有里(立命館大)
5000m 細見芽生、橋本和叶(名城大)
10000m 前田彩花(関西大)、細見芽生、橋本和叶
ハーフマラソン 土屋舞琴(立命館大)、野田真理耶(大東文化大)、髙橋 葵(城西大)
20㎞競歩 柳井綾音(立命館大)、谷 純花(金沢学院大)
100mH 島野真生(日本女子体育大)、本田 怜(順天堂大)
400mH 瀧野未来(立命館大)
3000m障害 山下彩菜(大阪学院大)
走幅跳 乙津美月(日本女子体育大)、木村美海(四国大)
ハンマー投 村上来花(九州共立大)
やり投 村上碧海(日本体育大)
4×100mリレー 山形愛羽、奥野由萌、島野真生、本田怜

男子の注目ポイント 110mHの阿部竜希に日本勢二大会連続金メダルの獲得の期待
男子110mHの阿部竜希には、前回大会の豊田兼に続く日本勢二大会連続となる金メダル獲得が懸る。
パリオリンピック5位の村竹ラシッド(JAL)、ブダペスト世界陸上5位の泉谷駿介らに阿部自身も加えた4人が東京世界陸上の参加標準記録を突破する、世界的にも高い水準にある厳しい競争の中、既に代表に内定していた村竹に次ぐ残り2枠の代表の座を争った日本陸上選手権では泉谷、野本周成(愛媛県競技力向上対策本部)に先着を許す3着に敗れ世界陸上代表を逃したが、その無念は学生大会ではあるが、世界大会のワールドユニバーシティゲームズで幾分かでも晴らしておきたいところだ。
前回大会の豊田の優勝タイムは13秒40、阿部は6月の日本インカレでマークした自己ベストが13秒25を含め、今季13秒2台を4度マークする安定感もあり、堂々の優勝候補だろう。

男子100m柳田大輝、出るか9秒台
男子100mの柳田大輝(東洋大)も世界陸上代表を懸けた日本選手権では予選で不正スタートを犯して失格となるボーンヘッドで厳しい立場に追い込まれており、今大会は雪辱を期す舞台であり、出来る事なら10秒00の世界陸上参加標準記録を突破して、混迷の度合いを増しているこの種目の世界陸上代表争いの有力候補への返り咲きも目指したい。
柳田は追い風参考の非公認だが、昨年に9秒97、今年も9秒95と9秒台の走りを2度体感出来ており、また自己ベストも10秒02、今季ベストも10秒06と公認での9秒台の力は備わっている。あとはフィジカルコンディションとメンタルコントロールが噛み合うかどうかのタイミングの問題だろう。
直近二大会の金メダルのタイムは2023年成都大会が10秒04、2019年のナポリ大会が10秒09であり、9秒台に突入すれば金メダル獲得となる可能性が高い。
国内では勝負レースで集中力に欠いたレースを見せることもあるが、主要国際大会では、2022年のU20世界選手権で自己ベスト更新、2023年のアジア選手権では10秒02の自己ベストで優勝、ブダペスト世界陸上では準決勝進出、そして今年のアジア選手権で連覇達成と、怯むことなく力を出し切っているところは頼もしい。

男子800mの落合晃もメダル候補
男子800mの落合晃(駒澤大)もメダル獲得が期待される選手の一人。今シーズンの落合は5月の静岡国際で1分45秒16と自身の持つこの種目の日本記録、1分44秒80に次ぐセカンドベストをマークしたかと思えば、世界陸上出場へ向け、ランキングスコアを上昇させておきたかった6月のアジア選手権では1分48秒01で5着と、なかなか好調の波に乗り切れていない印象もあったが、日本選手権では1分45秒93で優勝ときっちり修正してみせた。
ランキングでの世界陸上出場資格を巡っては現在ターゲットナンバー56位のところ53位とボーダーラインぎりぎりで、高い順位ポイントの得られる今大会でスコアを上げることが出来るかが、大きく左右することになりそうだ。
勝負が重要視される国際大会での800mは互いに牽制し、スローペースのスプリント勝負となることが多いが、持ち味である積極性でハイペースの流れを作って主導権を握り、ラスト勝負に懸けるライバル選手の脚を削る、昨年の日本選手権やインターハイで見せた闘志ある走りが出来れば、表彰台も見えてくる。

男子ハーフマラソン、20㎞競歩はチーム一丸で個人、団体の金メダルを目指す
男子ハーフマラソン代表は代表選考の舞台となった2月の丸亀国際ハーフマラソンで工藤慎作(早稲田大)が1時間00分06秒、馬場賢人(立教大)が1時間00分26秒、上原琉翔(國學院大)が1時間00分30秒と揃って1時間00分台を記録する高レベルで、個人でも団体でもメダル獲得が期待されるが、前回大会では篠原倖太朗(当時駒澤大、現富士通)吉田礼志(当時中央学院大、現Honda)のやはり1時間00分台の自己ベストを持つ二人を揃え、ユニバ史上最強の布陣とも称されたが、ダークホースのトルコ勢の後塵を拝して表彰台に届かなかったように、夏の長距離レースは何が起こるか分からない。
現地入りからスタートまでの直前のコンディション調整や、レース中の水分補給、暑熱対応など、長距離チーム一丸となった準備、対策が大きなウェイトを占める事になるだろう。

原圭佑(京都大)、吉迫大成(東京学芸大)、土屋温希(立命館大)の3人が出場する男子20㎞競歩も個人、団体共にメダル獲得が狙える布陣となったが、男子ハーフマラソン同様に、過酷なコンディションの中にあっても最善のパフォーマンスを発揮できるよう、取るべき暑熱対策を講じ、粘り強く歩き抜いてもらいたい。

走幅跳の藤原孝輝、三段跳の安立雄斗は東京世界陸上代表へ、勝負の大会
東京世界陸上代表となるために、ワールドユニバーシティーゲームズでの上位入賞が不可欠な選手が、男子走幅跳の藤原孝輝(東洋大)、三段跳の安立雄斗(福岡大)の2人だ。
走幅跳の藤原は、日本選手権で3位に入り、東京世界陸上の資格記録の期限となっている8月24日までに参加標準記録を突破するか、Road to Tokyo 25の最終発表でランキングでの出場資格を得ていれば代表に選ばれる権利を得た。
最新のランキングスコアは1129ptでターゲットナンバー36位の1183ptまで54ptと開きがあるが、藤原はランキングスコアに組み込まれる5大会のパフォーマンススコアのうち、4番目と5番目が1000点台と、出場大会数が少ないため高くなく、今大会に加えてもう一大会で今季シーズンベストの8m03辺りを記録して、4番目と5番目のスコアと入れ替える事が出来れば、一気に出場圏内までスコアを伸ばすことも可能だ。
また大学入学以降は故障に悩まされ、記録更新が出来ていないが、洛南高校時代の2019年にはU20日本記録の8m12を跳んでおり、8m27の世界陸上参加標準記録を突破するポテンシャルは十分だ。
今大会で参加標準を突破出来ればメダル獲得となる可能性も高く、高ポイントが得られれば、日本選手権で4位となった橋岡優輝を押さえての世界陸上代表もぐっと現実味を帯びてくる。

三段跳の安立雄斗は最新のRoad to Tokyo 25のランキングスコアが1129ptで日本人選手の最上位に付けているが、ターゲットナンバー36位の1156ptまでは28ptと日本選手権直後のあと14ptからこの2週間でボーダーラインが上昇し、やや苦しい状況となってきている。
しかしながら、ワールドユニバーシティゲームズに関しては、ここ二大会のメダルラインは、2019年のナポリ大会が16m57、前回の2023年成都大会は16m76で、シーズンベストが16m57、自己ベストが16m70の安立にとってもけして目指せない記録ではない。
まずは決勝進出を果たして決勝ではトップ8に残り、自己記録に近い記録で上位に入る事が出来ればスコアも上がり、それ以降の大会に東京世界陸上代表資格取得への望みが繋がる。
また、開催国枠での出場については、日本選手権で山下航平(ANA)が16m67と日本陸連が定めた派遣設定記録をクリアしての優勝で優位にたっており、この資格での出場へも出来るだけボーダーラインに迫っておく必要がある。

男子4×100mはベストメンバーを組めるかがポイント
その他、前回大会で4位に入賞したやり投の鈴木凜(九州共立大)は、Road to Tokyo 25では出場圏内の日本人三番手と絶好の位置に付けんて臨んだ日本選手権で11位に留まり、鈴木より上位に入った選手の中から3人がランキングでの出場資格を得る可能性が高く、世界陸上代表への道はほぼ潰えてしまったが、来年に控える名古屋アジア大会など、次の目標へと向かうリスタートとなる今大会で、今季2度投じている80mオーバーを記録出来れば、表彰台も見えてくる。
走高跳の原口颯太(順天堂大)もランキングで世界陸上出場圏内の日本人選手4番手で日本選手権を迎えながら8位に終わり代表が遠のいたが、シーズンベストの2m25をクリア出来ればメダルに手が届きそうだ。予選では極力試技回数を押さえ、決勝に体力を温存して勝負を賭けたい。

前回大会で菖蒲敦司(当時早稲田大、現Kao)が銅メダルを獲得した男子3000m障害は、代表の佐々木哲(早稲田大)が日本選手権3位に食い込んでおり、日本勢として二大会連続のメダル獲得が期待される。
国内の選手層が厚い男子400mHの髙橋遼将(法政大)は、直近のレースとなった日本選手権では、4月の日本学生個人選手権を制し、49秒06と48秒台に際どく迫った5月の関東インカレの頃の勢いが感じられず、渕上翔太(早稲田大)も準決勝で48秒78を記録し、決勝を48秒96で制した昨年秋の日本インカレ以降、安定して49秒台で走っているものの48秒台で走る事が出来ていないが、日本選手権からコンディションを上げ、48秒台に乗せる事が出来ればメダルに届く可能性も出てくる。

主要国際大会では必ずメダル獲得を期待される4×100mリレーは、100m代表の柳田、大石凌功(東洋大)、200m代表の壹岐元太(京都産業大)、植松康太(中央大)に加え、110mH代表の阿部、400m代表の平川慧(東洋大)が登録されているが、大石と壹岐は直前の日本選手権を欠場し、植松も200mで21秒03の7着と精彩を欠き、この3人が普段の力を発揮できるまで状態を戻すことが出来ていることが、メダル獲得の大前提だ。
このうちの誰かが間に合わないようであれば、順天堂大でアンカーを担う阿部の投入が有力だ。

女子の注目はハンマー投の村上来花、走幅跳の木村美海
女子の注目選手の筆頭は、前回の成都大会に続く二大会連続出場で、世界陸上出場へ向けてもRoad to Tokyo 25でターゲットナンバー36位の1089ptにあと10ptに迫っている村上来花(九州共立大)だ。
今シーズンは65mオーバーの投擲が増え、安定感も出てきており、日本選手権では66m88の自己記録更新で念願の初優勝も果たしたが、優勝インタビューでは今年は世界陸上を目指してやってきているので、と記録面には満足していない様子も見受けられた。
前回大会は6位入賞でその時のメダルラインは68m85、高いポジショニングスコアが得られる今大会で表彰台に立つことが出来れば、ランキングでの世界陸上出場ラインにもぐっと近付いているだろう。

走幅跳の木村美海(四国大)は今シーズンを持って競技を終える予定との事だが、日本インカレでは最終6回目で自己記録の6m42をマークして逆転優勝、続く日本選手権で6m47と更に記録を更新して2位と、国内女子の走幅跳では、最も試技内容が充実している選手だ。
試技を重ねながら跳躍の修正をしていく能力に長け、この一本で勝負が決まるという追い込まれた場面でも動じないメンタル面の強さ、集中力の高さがある。
前回大会の同種目のメダルラインは6m32で、今大会で木村があと3㎝に迫っている6m50オーバーを果たしてメダルを獲得するようなことがあれば今後について、周囲が放っておかないだろう。

女子100mHの島野真生と本田怜、学生初の12秒台なるか
国内では競技レベルの上昇と共に人気も高まりを見せている女子100mHには島野真生(日本女子体育大)と本田玲(順天堂大)が出場する。
世界陸上代表選考会の日本選手権では、12秒台の自己記録を持つ選手が6人とハイレベルな争いとなったなか、本田が4着、島野が5着と健闘を見せた。しかしこの種目は世界的にも競技水準が上がってきており、学生大会と言えどもメダル獲得には12秒台が必要となるだろう。
島野は日本インカレで13秒02の日本学生記録を樹立し、本田も4着となった日本選手権決勝のリザルトは13秒04と12秒台がいつ飛び出しても不思議ではなく、好勝負を繰り返している二人のどちらが先着し、大舞台で学生初の12秒台を叩き出すのか、そしてメダルに届くのか、注目される。

女子の長距離陣は5000mの細見芽生に期待、20㎞競歩の柳井綾音は二大会連続入賞を目指す
前回大会ではハーフマラソンで北川星瑠が金メダル、団体で銀メダル、5000mで山﨑りさ(当時日本体育大、現積水化学)が銅メダルを獲得した長距離陣は、ハーフマラソン代表が土屋舞琴(立命館大)、野田真理耶(大東文化大)、髙橋葵(城西大)の3人、10000mは細見芽生、橋本和叶(名城大)、前田彩花(関西大)の3人、細見と橋本は5000mとのWエントリーとなっている。ハーフマラソンではエース格の土屋が日本インカレの10000mでは調整含みの出場だったとしても、34分22秒93で19位とやや精彩を欠いていたのは暑熱適正も含めてやや気掛かりな点で、34分04秒35で14位だった髙橋葵(城西大)と合わせ、コンデションを上げる事が出来ているか、暑熱対応を図ってきたのかが団体でのメダル獲得のためのカギとなりそうだ。
トラックでは細見芽生が直近の7月12日に行われたホクレンディスタンスチャレンジ千歳大会の5000mで15分30秒を切る、15分27秒28の自己記録をマーク、順調な調整ぶりと成長を感じさせ、ケニア代表に選ばれているS・ワンジル(大東文化大)にどこまでせまれるか、楽しみだ。
女子20㎞競歩の柳井綾音(立命館大)は二大会連続出場、ブダペスト世界陸上の同種目やパリオリンピックの男女混合競歩リレーなど大舞台での代表も経験し、前回大会の6位以上を目指す。

4×100mリレー、気になる山形愛羽のコンディション
前回大会では4位と順位としてはメダルまでもう少しだった4×100mリレーには、100m代表の山形愛羽(福岡大)、奥野由萌(甲南大)の二人に、100mHの島野、本田が登録されているが、大エースの山形が直近の7月13日に行われた日本選手権リレー決勝に福岡大のアンカーとして出場し、43秒91の日本学生記録更新に大きく貢献したフィニッシュ後、右脚の太もも辺りを押さえて顔を顰めていたのがとても気懸りだ。
山形が不在となればDNSも有り得る大きな痛手となるが、日本インカレの4×100mリレー決勝で自チームの1走を担った400mH代表の瀧野未来(立命館大)のスクランブル起用があるかもしれない。

ロサンゼルスオリンピックへ向け、ニューヒーロー、ニューヒロインは現れるか
陸上界にとってのワールドユニバーシティーゲームスは、当初2021年の開催の予定が、
コロナ禍のため2023年に延期されて行われた中国・成都大会から現在の呼称に改められる以前、「ユニバーシアード」と呼ばれていた時代から、世界陸上やオリンピック代表の二大世界大会への登竜門となってきた大会であり、近年では2017年台北大会の男子20㎞競歩で金メダルを獲得した山西利和(当時京都大、現愛知製鋼)、2019年ナポリ大会男子走幅跳金メダルの橋岡優輝(当時日本大、現富士通)、110mHで銅メダルの泉谷駿介(当時順天堂大、現住友電工)、女子やり投銀メダルの北口榛花(当時日本大、現JAL)らがその後、東京、パリのオリンピックを始め世界陸上やダイヤモンドリーグなど世界の最高峰の大会でメダル獲得や上位を争うまでに飛躍を果たしており、その原点となったとも言える、意義の大きな大会となっている。

9月に開催される東京世界陸上のみならず、来年開かれる名古屋アジア大会、2027年の北京世界陸上、そして2028年のロサンゼルスオリンピックへ向けて、ニューヒーロー、ニューヒロインの出現を予感させる大会となるのかも、楽しみにしたい。

文/芝 笑翔

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